ひきこもりって何?

「ひきこもり」と「ニート」

ひきこもりは、「さまざまな要因によって社会的な参加の場面がせばまり、就労や就学などの自宅以外での生活の場が長期にわたって失われている状態」のことです。

ニートとは、仕事や学校に行かない若者のことです。英国で使われ始めた言葉ですが、日本では「ひきこもり」と混同して使われがちです。

相談の前に・・・・家族支援の重要性

それぞれの家族には、相談に訪れるに至ったそれぞれの事情があり、悩みや困っていることがあります。「ひきこもり」の援助は、まずこの家族の悩みや困っていることに焦点を当てた相談や支援から始まります。

ご家族・ご友人からのご相談は、仮に「ひきこもり」の問題はなかなか解決しなくとも、まわりの人が問題解決への意欲を持ち続け、ひきこもりの本人にねばり強く関わり続けていけるように援助する側面も持っています。

繰り返し思い出していただきたいこと

  1. ひきこもりは「甘えているだけ」、「怠けている」などと、一見楽をしているように見えます。しかし、本人は社会と関われないことにとても苦しんでいます。
  2. 叱咤激励だけでは解決しません。
  3. 「甘えている」、「怠けている」だけだから厳しく叱ればよいというものではありません。ある程度、説得を試みることは大切ですが、説得が難しいと判断したら、無理は禁物です。どう接したらよいのか、一緒に考えていきましょう。
  4. 支援の最大の目標は「自信と関係性の回復」です。
  5. ひきこもりの方は、人との関係に自信を失っています。少しずつできるところから人との関係を回復し、自信をとりもどすことで、社会と関わることができるようになります。

適切な支援策を選ぶことが大切です。

そして、さまざまな支援策をうまく組み合わせることも大切です。

医学的な援助:

医学的な疾患が背景にあるときは、医師の診断と投薬治療が有効です。逆に考えれば、病気ではない場合、お薬だけの治療では解決しません。

心理的な援助:

気持ちが混乱している、不安な気持ち、怒りや葛藤などが強いときは、カウンセラーに相談することが 有効です。どのように解決したらよいのかわからないときも、支援プランを作るために相談するとよいでしょう。

社会的な援助:

いきなり学校や会社に戻ろうとしてもうまくいかないとき、さまざまなプログラムが用意されています。フリースクール、デイケア、自助グループなどの中から、本人に合ったものに参加して、徐々に慣れていくとよいでしょう。

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